夾竹桃の花が揺れる頃に―A diary of Sewing Table Coffee
玉井 恵美子 (著)

2年程前、関西に住む友人に会うために行った際(2004年7月31日の日記を参照)、尋ねた大阪の枚方市星ヶ丘洋裁学校にあるSEWING TABLE。(HPのURLhttp://homepage3.nifty.com/h-gakuen/19ochaya.htm
その店の店主、玉井さんが書いたSEWING TABLEができるまでの日記。
「人と人を繕う、時間を繕う、気持ちを繕う、時間が止まったような丘の上の古い学校の裏庭に、
そんな気持ちを抱えた小さな喫茶室が生まれました。
やがて、そこはたくさんの仲間が集まってきて、季節の匂いの中で、風の音を聴き、歌をうたいはじめました。
誰もが静かに気持ちを整理して、優しい時間を満喫することができます。そして忘れ去られようとした、
または、どこか懐かしい記憶として、かつてあったような気持ちを取り戻すことができたのです。
星ヶ丘のSEWING TABLE COFFEE。
この本は、そんな場所を創るまでの、店主の日々の記録と裏庭から眺めた、たくさんの繕いの風景です。」
とっても素敵な言葉に惹かれて購入してみた。
居心地の好い空間。
風通しの良い関係。
また、行きたくなった。
また、行こう。
今行かなければ、もう行けなくなってしまいそうな予感がする。