月と菓子パン 石田千 晶文社ISBN:4794966180
図書館で借りてようやく読了。
ku:nelで紹介されていて、そのインタビュー記事の中の石田千さんの人柄と生活がすごく好きで、通じる部分を感じて読んでみたかった。
図書館の蔵書を検索したら1冊だけ県立図書館にあって、しかも予約がないようなので早速予約して2週間後、無事手に取ることが出来た。
やっぱり、大好きだった。
石田千さんの持つ空気感やゆるりとした生活、そして彼女を取り巻く下町の風情と温かな人々。
早起きで、お酒が好きで、銭湯によく行く。
彼女の紡ぎ出す日本語も秀逸で、煩わしくない。
さらりとしているのに心に染み渡っていく。
読めば読むほど、もっと読みたくなる。そんな不思議な文章だ。
現在、彷書月刊で連載されているエッセイもチェックしておかないと。




彼女の文章が読んでみたい方は晶文社のHPへ。(http://www.shobunsha.co.jp/
『月と菓子パン』に一部収録された「赤いポストに入れて」が現在も連載中です。