同じくジェイン・オースティンの『自負と偏見高慢と偏見)』( ISBN:4102131035)を読んで以来すっかりジェイン・オースティンファンになってしまったので楽しみにしていた。
大した事件もなく、結末はいつもハッピーエンドに終わるのだけれど、やっぱりドキドキしながら続きがすごく気になって食い入るように観てしまった。
主人公と誰がくっつくのかとドキドキ、ヤキモキしてしまう。
ジェイン・オースティンの醍醐味ってこういう冗長的なところだと思う。
ある人の視点から見ればそれは退屈なことなのかもしれないけれど、世界中にゴロゴロ転がっているラブストーリーなんてどれも似たようなモノだ。
ジェイン・オースティンはその中でもただ基本形で古典なだけなのだ。
もっとテンポよく見たいのなら、ジェイン・オースティンの作品を下敷きに現代風にアレンジしたヘレン・フィールディングの『ブリジット・ジョーンズの日記』(本:ISBN:4789717372 DVD:ASIN:B00005UW6V)がお薦めだ。
自負と偏見』のダーシーをモデルにしたそのままのキャラクター、ダーシーも出てるし…。
次は『説き伏せられて』(ISBN:4003222237)か『ノーサンガー・アベイ』(ISBN:4873762049)を読んでみたいな。
あ、その前に『ブリジット・ジョーンズの日記 ―きれそうな私の12か月』(ISBN:478972431X)を読んだ方がいいかな。