『ゴシカ』(ASIN:B00017YVC0)

マシュー・カソヴィッツが監督していると言うだけで借りてみた。
もっと怖いの、例えば『リング』みたいなのを想像していたのだけれど、やっぱりマシュー・カソヴィッツってただの心霊モノにはしないのだな…。むしろ、サスペンスだった。
主人公が記憶を失っているので怖いというよりもわからないというが正しいかも。
何もかもがわからない。だから何が怖いのかもわからない。
同じ監督の『クリムゾン・リバー』(ASIN:B00005V2N0)と似たような雰囲気だった。
最後のどんでん返しとか、血まみれな感じとか、何かが起こりそうな雰囲気とか。
でもわかりやすいサスペンスだった。
最初はホラーと思っていただけに、サスペンスと頭を切り換えた途端全ての謎が簡単にとけてしまう…。
サスペンスとしてもちょっと弱かったかもしれないな…。
でもハル・ベリーは演技がとってもうまいっていうのはよくわかった。あとロバート・ダウニー・Jrの役って、意味あったのだろうか…。