2006年の初日の出

2006年になる1時間半ほど前、おいちゃんからメールが届く。
「ひま〜。テレビおもしろくない。」
ということで、おいちゃん実家から大分に帰ってきた。
二人で初日の出を見に行くことに…。
2006年がはじまって数分後、メールがまったく送信できなくなり、携帯にかけてみるともうすでに家の前に来ていた。
妹の彼氏が作ってくれた年越しそばをありがたくかきこんで、家を飛び出す。
日の出までたっぷり時間がある。
おいちゃんの車で大分と別府を行ったり来たり…。
温泉行こうか、という話になり、いつものスパ銭へ。
なぜか湯船のお湯がとても熱くてゆっくり浸かる事ができなかった…。
予想より早く出てきた私においちゃんびっくりしつつ、そのまま再び夜の街をふらふら…。
年のはじめということで、今年の目標を設定されてしまった。
2006年二人の目標、それは、一緒に痩せること…。
二人ともヤバイのです。
色んなことを話せた夜だった。

日の出30分ほど前、別府のスパビーチへ到着。
真っ暗な浜辺で、二人寒さに震えながら寄り添って日の出を待つ。
少しずつ空が明るくなり、人も増えてきた。
遠くのほうでは太極拳をする人達もいる。

7時20分すぎ、ようやく日の出。
生まれてはじめて見た初日の出を、去年の今頃までまったく知らなかった人と一緒に見ている。
不思議な気分だった。
なんだかこうして一緒にいるのもとても不思議な気分だけれど、いつの間にか隣にいるのがだんだん自然に思えてくるようになってきている。
「あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」
照れつつお互いにあいさつして、それぞれ、お互いの家へと帰った。