ハナレグミの野外ライブに行って来た。
場所は福岡、海の中道海浜公園野外劇場。
最初はキャンプ場だったのだけれど、先日の地震の影響で会場が変更されてしまった。
昨日のお酒はすっかり抜け、なんとか起きることが出来た。でもかなり睡眠不足なので行きのバスで眠る予定。
準備万端で8時前、友人を迎えに行く。
車を駅裏の契約している駐車場に止めて、高速バスの乗り口へ行く。
9時、大分を出発。
2時間ほどの道のりだけれど、なぜか眠ることが出来なかった。
ずっと友人と話しっぱなし。
博多駅に到着し、すぐに香椎行きの電車に乗り込み、香椎についてすぐに海の中道行きの電車に乗り換える。
とにかく早め早めの移動。
時刻表は全てネットで事前に調べておいたので乗り換えは全てスムーズにいき、13時半には会場に到着した。
行く道々、アスファルトに走るたくさんの亀裂が地震の大きさを物語っていた。
去年、HIGHER GROUNDの時にはなかったものだ。
野外劇場の入口では整理番号順に並んで開場を待つ人々の列。
友人が並んでくれている間にお弁当を買いに行き、14時開場。
小さなステージを中心にすり鉢状に広がったクローバーの野原の会場は気持ちよさそうだ。空は雲一つない青空で、暑くなりそう。
整理番号は512番。会場に入るまで30分くらいかかったけれど、1500人くらいは並んでいるので、全員入りきるまでにどれくらいかかるのだろうと少し心配になる。
入口でもらったレジャーシートをクローバーの上に敷く。512番だけれど、かなり前の方だ。永積くんがよく見えそう。
早速お弁当を食べ、物販で買ったシャボン玉を吹きながら、準備万端。
予想通り入場が終わらず、14時過ぎても始まらない。
ステージの後ろの方にハナレグミとサポートメンバーたちが現れ手を振ってくる。
1人女の子がいる。あれはもしかして…。
14時15分過ぎ、スタッフがステージの上に置かれたカバーをはぐ。
ラスタカラーのソファーやステージに置かれたクッションが現れ、まるで自宅の一室のようだった。
そして、ようやく開演。
永積くんがストローハットを被って登場。
あの美しい声が会場をシンとさせる。
海からの風がシャボン玉をステージに運んでいい感じだ。
美しい穏やかな歌声に、眠りそうなくらいうっとしとしていると、ようやくサポートメンバーが登場。
まずは鈴木惣一朗さん登場。目黒のヨンさま。
そして次は高田漣さん。
(後で知ったのですが、この日、お父様の高田渡さんが亡くなられていました。すごく楽しいライブだったのに…。ご冥福をお祈りします)
そして、最後に登場したのが曽我大穂くんと原田郁子ちゃん。
タンデムのチャリで楽しく登場。
郁子ちゃんが出るなんてラッキーだ。でもなんとなく出るような機がしていたけれど。
サポートメンバーの参加で俄然ライブが盛り上がる。
永積くんが「ビールが飲みたい」と言い出してビールをスタッフが取りに行ってる間にまずは1曲。
それからメンバーと会場のみんなで立ち上がって乾杯!
ビールがうまい。(でも私は帰って車を運転するのでミネラルウォーターで乾杯…)
今日は本当にたくさんビールが売れたことでしょう…。
のびのびスパゲティーの歌をみんなで輪唱したり、2回目のアンコールで永積くんがどうしてもトイレに行きたくなって猛ダッシュしてる間に「郁子ちゃん歌って〜」コールが始まったり。
3回目のアンコール、「もう、終電がまだまだ先だからって、あんた達〜」とか言いながら、永積くんは応えてくれた。
最後に歌ってくれたのは「明日へゆけ」
後ろではみんなが手を振りながらバンに乗って去っていく。会場のみんなが手を振り返すと永積くんもゆっくり振り返って苦笑い。
曽我大穂くんだけがにこにことステージの後ろで待っている。
しっとしとした空気の中、ようやくライブ終了。
本当に名残惜しい。
すごく楽しかった。
駅に向かう途中、一日を振り返る。
さよならCOLOR」を聞いた時、泣いてしまった。すごくいい歌だな。
スーパーカーの歌も歌ってくれたし、シャボン玉飛んだ〜って即興で歌ってくれたり…。
すごく充実した幸せなライブだった。
今年のHIGHER GROUNDに、また来てくれるかな。HIGHER GROUND、今年も行くけど。


博多駅に戻り、友人は博多ラーメンを、わたしは高菜ごはんと餃子を食べ、お土産にふくさの明太子ととよのかいちごハイチュウを購入して高速バスに乗り込む。
ぐっすりと眠っていると途中でバスの警報音が鳴りだし、バスが緊急停止。
なんかトイレのドアが壊れていたようだ。かなり煩い音だったな…。
その後再び熟睡。
大分到着は21時すぎ。
ミスドで珈琲飲んで体を温めて、車に乗り込み、帰宅。
すごく疲れてしまった。
こたつでうとうとしてるうちに朝を迎えてしまった…。
体がキツイ。