kururiyururi2004-01-25


小さい頃から、手作り好きの祖母の影響で編み物に親しんできました。
手を動かしていると、なぜか心が落ち着きます。
特に編み物は、いつでもどこでも、思い立った時にはじめられて、一番大好きな遊びでした。
そんな遊びとも小学生以来なんとなく離れていたけれど、入院と一冊の本をきっかけに、ふたたび編み物をはじめました。
その本とはku:nel 創刊号
その中にあったマーガレット・ハウエル、カシミアを愛おしむ。という記事と、山下りかの大人のためのリリアン編み。という記事のせいです。
マーガレット・ハウエルは元々色づかいが大好きで、この中に出てきたプラム色のカシミア100%ニットキャップがとても素敵だった。リリアン編みの記事は、小さい頃、一心不乱に延々と、ただ編み続けた記憶を呼び覚ます、懐かしい内容でした。
また、編み物がしたいな…。
ほっこりと沸いてきたその思いはむくむくとふくらんでいき、ようやく毛糸を手にしたのは2004年の1月に入ってからでした。
おぼろげな記憶はなかなかよみがえらず、けれど指先はなぜか覚えていて、自然に動くことに驚かされました。
そんなやり直し編み物の記録や日々のことなどをここに綴っていきたいと思います。

くるり