朝から暑くてだらだらと行動開始。
とりあえずシャワー浴びて、お洗濯して、雨降りそうなので家の中に干し、扇風機の風をあてる。(“あてる”って方言だったけ…)
家を出ると道が少し混んでいる。
今日はa-nationが近くのビッグアイである。
私の家はそのビッグアイへの幹線道路に囲まれているので、これらの道をどうにかクリアしないとどこにもいけない。
とりあえず住宅街の中の裏道をくねくねと抜けて、交差点に行き当たる回数を減らしてみたけれど、やっぱり混んでいた。
いつものように母の病室を尋ね、弟が広島から帰ってくるというのと帰りのバス代ねだっとりますと報告。
帰宅道すがら郵便局のATMへ寄り弟にバス代を送金。それから夕ごはんの買い物をすませてなんとか帰宅。
夜、昨日県立図書館で借りた清水博子の本を読む。
清水博子の難解でねちっこく、長ったらしくて古風な文章が好きだ。
一番最初に読んだ『街の座標』(ISBN:4087743179)を読んで癖になってしまった。
彼女の文章は読むというより味わう感じ。読んでいて、とても心地好いループ状態に陥ってしまってなかなか抜けられなくなってしまう。
最近ようやく閉架から出てきたのでこれで気兼ねなく全作品を読むことが出来る。
とりあえず昨日借りたのは『ドゥードゥル』(ISBN:4087744035)と『カギ』(ISBN:4087746976)。
本当は恩田陸の『蒲公英草紙―常野物語』(ISBN:4087747700)と藤谷治の『恋するたなだ君』(ISBN:4093875774)を借りたかったのだけれど、どちらも貸し出し中だったので予約だけ済ませてきた。
それにしても、県立図書館はかなし進化してしまっていた。
前回、自動貸出機にも驚かされたけれど、検索用の情報端末が新しくなっていて、検索結果がその場でプリントアウトできるようになり、その端末上で貸し出し中の図書の予約もできるようになっていた。予約図書の到着はメール・電話・FAX等で連絡してくれるようになっている。
インターネット上からも予約と貸し出し状況の確認もできるようになっていて、だから図書館の雑誌購読が予算不足でできなくなっているのだろうことを想像してしまった…。
書架整理とかも今までアルバイトを雇っていたはずなのに今年からボランティアを募集してボランティアスタッフに仕事してもらっていたし…。
司書の資格を持つ身としては、なんとも哀しい現実だ…。
司書という専門職の存在意義ってなんなんだろう…。
図書館利用者からも著作権料を取ろうという動きもあるみたいだし、なんだか図書館の存在意義自体が揺らいでいるような不安を感じている。