土曜日で、お休みなのにやっぱり8時には目を覚ましてしまう。
それでもいつもは5時半起床なのでやっぱり寝坊だ。
起床するとちょうど母も起床してきた。
父が仕事だということを二人揃って忘れていた。
まあいっか…。ちゃんと起きて何か食べて出て行っているみたいだし。
のんびりとした土曜日を過ごそうと朝食を食べてしばし読書。
久々に村上春樹
やっぱりおもしろい。好きだなぁ。
10時過ぎに1階の居間に降りると母が本日の晩ごはんを全て作り終えていた。
勢いに乗ると彼女はすごい。
でもその後しばしぐったりとしていた。
あまり無理はして欲しくないなぁ。
母としばし、ぽつりぽつりと話す。
幼馴染みの結婚のこと、私自身もいつかは結婚したいという気持ちだけはあるということ(以前一生結婚はしないと自嘲気味に断言して大泣きされてしまったので…)、そんなことを話しているうちに母が深刻そうな顔をしだす。
ようやく切り出した内容は、予想していた内容だったのでほっとする。
先週の母の取り乱し様から、なんとなく予想していたことだったから、冷静に感想を述べる。
母もほっとしたようだった。
それは、妹に関することで、離れて暮らしているとはいえ、なんとなく気になってはいたことだった。
いつか、ちゃんと会って話し合わなければならないな…。
どんなに仲違いしているとはいえ、やっぱり私には大切な妹だ。
妹は私のことを嫌いかもしれないけれど、歳が離れている分、どうしても心配で放っておけない。
長女ってつくづく損な性格とポジションだ。
だからいつまでも家を出られないんだろうな…。
午後、幼馴染みの結婚式に着て行く服を下見。
だんだん疲れてきたので途中で切り上げてドラッグストアへ行き、洗顔料と歯ブラシを購入して帰宅。
入浴後、まったりとしていると叔父と叔母がやってきて、青森みやげの干し餅となにやら竹の子の煮たヤツをくれた。
青森は今が竹の子のシーズンなんだそうだ。
母のちらし寿司をお返しに渡して叔父と叔母は帰宅。
なかなか充実した夕ごはんだった。
夜、ベッドの中で昼間の母とのやりとりを思い出し、突然涙が止まらなくなる。
こんなに妹のことで泣いたのは初めてだ。
月曜日、多分妹は仕事が休みだから、昼休みにでも電話してみよう。
嫌がるかな…。